怒らない保育

こんにちは!えぷろん先生です。

今回は怒らない保育についての記事が書かれています。

この記事の内容
  • 怒らない保育とは
  • 怒らないための心がけ
  • 危険な場合はどうするのか
  • 肯定的な保育をしよう
タップできる目次

怒らない保育とは

その名の通りです。

怒ると良い保育は成り立ちません。

子どもを怒るのって体力も使います。

このように図で見ると分かりやすいですよね?

誰もが嫌な感情を抱くようになっています。

子どもがしている行動一つひとつに意味があります。

それなのに『ダメ!』『だから言ったでしょ』と言うことによって否定され、自尊心を失ってしまう子もいます。

また、大人の表情を伺うようになったり、怒られないように嘘をついてしまう子もいたりします。

しつけだからと言って怒るのは愛情ではありません。

感情的になっていませんか?

大人の都合で怒っていませんか?

怒ってしまう時の事例を思い浮かべてみてください。

例えば

・お茶をこぼした時
・なかなか寝てくれない時
・玩具を投げてしまった時

どのような声かけをしていますか?

私がしている声かけを紹介します。

・こぼさないで→そっと持っていこうね
・静かに寝なさい→眠たくないの?トントンしようか?
・やめなさい→何か嫌なことがあったの?投げるのは危なかったね

怒らないために心がけること

怒らない保育をするためにはいくつかのポイントがあります。

①アンガーマネジメントを身につける

最近よく耳にする方も多いと思います。

アンガーマネジメントとは、自分の感情をコントロールするということです。

イライラが頂点の時に怒ることで、感情任せに怒るようになっています。

それでは冷静な判断はできませんよね。

簡単なことです。

6秒間深呼吸をしてみてください。

たったこれだけを心がけるだけで感情をコントロールすることができ、些細なことで怒ることは減ります。

よく器が小さい・大きいとありますが、この6秒深呼吸することを心がけることで器を自分で大きくすることができるのです。

『この人温厚だなぁ~』と思う人が周りにいると思いますが、その人は自然と感情を自分でコントロールしているのです。

②なぜ怒っているのか考える

怒る場合を考えてみてください。

大体の場合が自分と相手がいて、自分の思いと違うことを相手がした時に怒りが発生しますよね。

でも、それって相手からすると無意識の場合、良かれと思ってしている場合がありますよね。

その場合、自分にしか分からないですよね。

感情的にぶつけると相手が傷つくことに繋がることが予想されませんか?

回避するために、なぜ怒っているのか考えることで自分も相手も嫌な思いをしない選択ができるようになってきます。

それから怒りの理由って後から考えてみると『こんなことで怒っていたんだな』って思うこともよくありますよね。
それを『こんなことで怒らなくてもいいよね』に変えてみませんか?
凄く気が楽になりますよ。

危険な場合はどうするの?

保育現場は時には危険もあります。

友だちを叩いてしまった時、その問題行動が起きた場合は次のことが考えられます。

  1. 玩具が欲しかったのに言えなかった
  2. 仲間に入れてくれなかった
  3. 問題行動をすることで大人が見てくれる等

上記でも言いましたが、子どもが問題行動をしてしまった場合は何かしらの理由があります。

理由があるからといって、してはいけないことを怒らないでいいの?って思うかもしれませんがそうではありません。

なぜしてしまったのか、

・聞く
・認める
・気持ちに寄り添いどうしたらよかったのか一緒に考える

これらによって、怒らなくても何が危険だったか知らせることはできますよね。

危険な場合、頭ごなしに怒ることでその行動は『怒られるからしてはいけない』と子どもは解釈し、また怒られた恐怖心によって怒られた印象だけが残り『なぜしてはいけないのか』が分からなくなり、何度も繰り返してしまうことにも繋がります。

『ケガをするかもしれないから』
『嫌な気持ちになるかもしれないから』
としっかり伝えることで理解していくことができるのです。

肯定的な保育

一つひとつの行動や発言にしっかりと耳を傾けて、その行動や発言を否定せずに認めてあげてください。

すると、子どもたちは自信を持ってのびのびと行動・発言できるようになります。

肯定的な保育をすることによって、安心して経験・挑戦することができます。

また、自分自身の成長にも繋がると思います。

まとめ:怒らない保育

今回は怒らない保育について書かせてもらいました。

・アンガーマネジメントを身につける
・なぜ今、怒っているのか考える
・危険な場合も怒らない
・肯定的な保育をする

上記1つでも心がけることによって、子どもたちにも自分にもいい影響を与えることができ、保育が楽しくなると思います。

保育は楽しむものです。

大人が楽しまないと子どもは楽しめません。

少しでも力になれたら嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

現役保育教諭6年目。4年目で副主幹を経て、現在クラスリーダー。好きな歌やダンスを活かし、身体表現を学ぶ。保育の楽しさ・面白さを発信していきます。

コメント

コメントする

タップできる目次