こんにちは!えぷろん先生です。
まだまだ寒い日は続きますが、子どもは風の子元気な子。
「お外いきたーい」と寒くても外で遊びたがりますよね。
鼻水を垂らしながらも遊び続ける子どもたちが、体をしっかり動かして遊べる遊びを紹介します。
- 戸外遊びのねらいは?時間の目安は?
- 戸外遊びのメリットとは?
- どんな遊びがいいの?
戸外遊びのねらいと時間の目安
戸外遊びのねらいと時間の目安を紹介します。
戸外遊びのねらい
- 保育者や友だちと一緒に遊具や用具の使い方を知り、意欲的に体を動かすことを楽しむ。
- 簡単なルールのある遊びを取り入れて、ルールを理解したり、約束事を守りながら遊びを楽しむ。
- 身近な自然物に触れ、戸外で遊ぶ心地よさを感じる。
これらのねらいを元に目標や内容を考えるといいですよ。
時間の目安
3歳児になると活動量も増え、ダイナミックに遊べるようになり、体力もついてきます。
文部科学省の「幼児期運動指針」に目安が書かれていると思いますが、目安は1日1時間以上です。
1時間走り回らないといけないの?っていう訳ではありません。
散歩や滑り台・ブランコ等、さまざまな運動遊びも含まれます。
戸外遊びのメリット
戸外遊びは室内遊びと違って、のびのびと体を動かして遊ぶことができ、以下のメリットがあります。
体力や運動能力が向上する
例)
・ボールを投げたり受けたりする。ぶら下がる→神経機能の発達
また、健康的な体づくりや発育にも繋がります。
その他にも、転びやすかったり転んだ時に手をつけない子も増えてきているので、スマホやゲームだけでなく外で遊ぶ必要性はあるのです。
社会性が身につく
集団遊びをすることで、ルールを理解し、約束事を守りながら自己を抑制する力がつく。
また、コミュニケーション能力の向上にも繋がります。
認知能力の発達
いろいろな遊びを経験することで認知能力の発達に繋がります。
・ドッジボールでボールを避ける。
このような状況を判断する力や危険予測が身につくようになってきます。
また、ルールを追加したり、新しい遊びを考えるなどの工夫をして進めていくことで創造力も豊かになります。
おすすめの戸外遊び
私の経験も踏まえて、おすすめの戸外遊びを紹介します。
- しっぽ取り
- 転がしドッジボール
- 大縄跳び
①しっぽ取り
ルールは簡単、しっぽを取ったら勝ちです。
※しっぽは帽子でも構わないですが、洗濯バサミでスズランテープをくっつけると簡単にしっぽが作れますよ。
鬼ごっこよりわかりやすく、しっぽという目的に向かって楽しんで走ることができます。
個人戦の遊びですが、勝敗は最後まで残った子が勝ちなのか、しっぽを多く取った子が勝ちなのか、ルールを工夫してチーム戦にしたりと1つの遊びの中でも遊びを広げやすいですよ。
②転がしドッジボール
ルールは丸を書き、その中に入ります。
最初は保育教諭が当てる側になり、ボールを転がして当てます。
転がってくるボールを上手く避けます。
当てられてしまった子は当てる側に回ります。
最後まで残った子が勝ちです。
いきなりドッジボールをするには、難易度が高いのでボールの使い方やルールを理解できるようになったら、ドッジボールを取り入れてみましょう。
転がしドッジボールでの工夫は、ボールを増やしたりコートの形を変えたりして楽しんでみてください。
③大縄跳び
大縄跳びでは、縄の動きを見てタイミングを合わせたり、まっすぐ上にジャンプする練習をしたりとさまざまな運動機能が組み合わせられている遊びです。
集中力や忍耐力、またリズム感を養うことができます。
最初から飛べる子は少ないと思うので蛇や波、また回っている縄を走り抜けて通るところから練習して、縄の動きに慣れていくといいでしょう。
まとめ:戸外遊びで得られるもの【3歳児向け】
今回は、3歳児向けの戸外遊びについて紹介しました。
- 戸外遊びを通して、自然物を身近に感じられる
- 集団遊びを通して、ルールや約束を守りながら遊びを楽しむ
- 戸外遊びの時間の目安は1日1時間以上
- 戸外遊びをすることで運動能力・社会性・認知能力の向上に繋がる
- おすすめの戸外遊び
室内でもできる遊びもあるので、体力がついてきた3歳児さん!
心も体も成長していくために、しっかり体を動かして遊びましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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