こんにちは!えぷろん先生です。
保護者対応に慣れず緊張してしまう新人保育士さん!
何年経っても苦手だな~と感じている中堅保育士さんはいませんか?
保護者にこれを話そうと思っていても、いざ保護者を目の前にすると緊張して言えなかったり、忘れてしまったりと失敗談もよく聞きます。
・何から話をしたらいいかわからない
・いい印象を持ってもらいたい
失敗しないためには「簡潔に結論を言うこと」です。
どうやって話そう…と前振りを長くしがちですが、結局何が言いたいの?って結論が見えてこないと保護者も困ります。
急いでいる人もいるので話が入ってきません。
それでは話をまともに伝えることができず、保護者との信頼関係も築けませんよね。
そうならないように、誰でも真似できるような簡単なポイントを紹介します。
- 保護者対応の仕方
- 怪我やトラブルの報告の仕方
- しない方がいい保護者対応の仕方
簡単なポイントですが、これがとても重要なのです。
覚えておくことで保護者対応が楽になったり、自信を持ってできるようになりますよ。
保護者対応の仕方
最初に話したように、保護者対応は「簡潔に結論を言う」です。
だらだらいう必要はありません。保護者が知りたいのは、結論です。
時系列でいう必要があるときもありますが、結論→理由→結論となるような話し方を覚えておきましょう。
さまざまなパターンを紹介します。
①一番言いたいことを最初に
運動会の練習があった場合
どうでしょうか?
悪い例だと「疲れている、寝なかった」と聞いたすぐの印象としては、「なんで?調子悪かったのかな?」とマイナス面を強く考えてしまいます。
しかし、良い例だと先に結論を聞いているので、なぜ疲れたのかは保護者の方も予想がしやすいですよね。
②ポジティブに伝える
給食を残してしまった日
この場合は、一口しか食べなかったことを言い換えて残してしまったけど、頑張って食べることができたということでマイナスイメージからプラスイメージになるように言い換えています。
食べてほしい気持ちは同じですが、悪い例だと保護者は家で食べさせないととプレッシャーに感じる人や、強く責められている気持ちになってしまうので、できるだけプラスに捉えられるように伝えるといいですね。
③笑顔でしっかり目を見て
子どもと関わるときだけでなく、保護者ともしっかり信頼関係を築いていくには保護者の目を見て話しましょう。
子どもを見ながらや作業をしながらではなく、話をするときは保護者の近くまで行き、「おかえりなさい」と笑顔で言うだけで良い印象が与えられますよ。
仕事から疲れてお迎えに来られる保護者も多いかと思うので、笑顔で迎えられると気持ちも晴れやかになりますよね。
基本中の基本ではありますが、お迎えのラッシュや心に余裕がないと顔に出ていることが多いです。
これは新人保育士さんの方ができている印象です。
慣れてくると、どうしても流れ作業になりがちです。
意識して対応するようにしましょう。
怪我やトラブルがあった場合
何十人の子どもを見ていると、怪我やトラブルが起きてしまう時もありますよね。
こういう時は保護者対応を慎重にしないと…と緊張してしまいます。
しかし、これも先ほどと同じで「簡潔に結論を言う」です。
怪我があったこと、トラブルがあったことは正直に言いましょう。
基本的には怪我をしてしまった子の保護者だけに伝えるようにし、怪我をさせてしまった子どもにはわざとであっても、その行為について理由があるので言わないようにします。
ただし、連日続いてしまっている場合は除きます。
乳児の噛みつきの場合
乳児の噛みつきの場合
友だちに叩かれた場合
友だちに叩かれた場合
悪い例は言い訳が目立ちますよね。
言い訳をしても事実は変わりません。
まずは謝りましょう。
また、絶対ないようにしますと自分で自分の首を絞めるのはやめましょう。
約束を守れなかったときに、突っ込まれたら何も言い返すことはできませんよね。
自分を守るのではなく、事実を認め、誠心誠意を持って伝えることが信頼関係への近道です。
しない方がいい保護者対応
失敗を少しでもなくすために、しない方がいい例を紹介します。
これをしていると保護者から嫌われる原因になりますよ。
タメ口で話す
仲が良くてもタメ口で話すことは、他の保護者にもいいイメージを持たれにくいです。
保護者との距離感をわきまえましょう。
保育士と保護者である以上、慣れ親しくしすぎないようにしましょう。
また、余計なことを言ってしまうリスクにも繋がります。
長話をする
ついつい話が盛り上がり、長話をしてしまう人もいると思いますが、その間子どもは見えていますか?
他の保護者対応はできていますか?
必要なことを話したら保育に戻りましょう。
他の保育教諭の負担になっていることもあります。
上から目線
保育のプロだからといって、「~してください」「○○ちゃんは園ではできています」など保護者が傷つくように強気で対応するのはやめましょう。
それぞれの家庭でのやり方はありますし、それが正解とは限りません。
アドバイスはいいと思いますが、お節介にならないようにしましょう。
わかりません。ばかり言う
保護者が相談してきてくれたことに対して「わかりません」というのは、子どもを預ける側として不安になりますよね。
後日でもいいと思うので、はっきりわかりませんを言うのではなく、自分の意見で言ったり先輩に相談をしたりして必ず保護者に回答してあげましょう。
あっさりしすぎている
「今日も変わりありません」「さようなら~」と短すぎても、「今日うちの子何していたの?」「ちゃんと見てくれているのか」と心配になってしまいます。
何か小さいエピソードや製作物を作ったことでもいいので一言だけでも言ってあげられるといいですね。
まとめ:明日からでもできる保護者対応の仕方
明日からでもできる保護者対応の仕方を振り返ります。
- 一番言いたいことを最初に
- ポジティブに伝える
- 笑顔でしっかり目を見て
- 怪我やトラブルがあった場合は正直に謝る
- タメ口を使わず、また長話ではなく必要事項を伝える
- あっさりしすぎないようにする
何度も言うようですが、「簡潔に結論を言う」ことは覚えておいてくださいね。
これさえ覚えておけば、明日からの保護者対応も楽になり、保護者との信頼関係も上手く築いていけるようになりますよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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